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停車しなくてもカーナビの操作ができる
一般的にカーナビの操作は停車した状態でないと操作できない機能がたくさんあります。
これはドライバーが運転中にカーナビの操作をしたために自動車事故が起こってしまうことを防ぐためと思われますが、助手席の人が操作をしたい場合などに不便ですね。
そこで、停車時以外にカーナビの操作ができなくなる機能を解除する方法をご紹介します。
停車を判断している仕組み
カーナビの停車時にしか操作できないという機能をキャンセルするためには、カーナビがどのように停車を判断しているかを知る必要があります。
これは、正確に言うなら「カーナビごとに違う」と言うのがいいんでしょうが、一般的には純正ナビ(新車購入時にオプションとしてメーカーやディーラーが付けてくれるカーナビ)と、社外ナビ(オートバックスやイエローハットなんかで購入・取り付けできるカーナビ)とで大別されます。
ほとんどの社外ナビの場合、自動車のパーキングブレーキがかかっているかかどうかを調べて停車中かどうかを判断しています。自動車のメーターパネルを見ると、パーキングブレーキがかかっているときには赤い警告灯が点灯しますよね。ここからも分かるとおり、自動車には必ずパーキングブレーキがかかっているかどうかの情報を伝えるコードが存在します。
このコードからの情報を利用して、パーキングブレーキが効いていれば停車中、解除されていれば走行中という判断から、停車中のみ操作可能という機能を実現しています。
つまり、社外ナビの場合はパーキングブレーキがかかった状態であれば(たとえ自車位置が動いていようと)停車中にできる機能を全て使うことができるということです。
純正カーナビの場合は、これに加えて車速センサーなどからの情報も含めて総合的に停車しているかどうかを判断しているものが多いようです。
ですから、基本的には完全に自動車の位置が停止していて、さらにパーキングブレーキも効いた状態でないと機能を開放することができないのが純正カーナビと言えるでしょう。